SFAで日報の作成・管理するメリットとは?活用するときのポイントを解説
営業活動において、日報は商談の進捗を把握するための重要な情報源です。しかし、「営業担当者からの報告が遅い」「商談の内容が日報から把握できない」など、日報管理に課題を抱えている企業は少なくありません。このような課題を解決するには、日報作成の効率化が不可欠です。その有効な手段として、SFAの活用があげられます。
今回は、SFAを使って日報を作成・管理するメリットや、活用するポイントについて紹介します。
目次[非表示]
- 1.SFAに備わっている日報管理の機能
- 1.1.機能1.日報のテンプレート登録
- 1.2.機能2.日報作成
- 1.3.機能3.日報の共有・通知
- 1.4.機能4.名寄せ
- 2.SFAで日報を作成・管理するメリット
- 2.1.作成にかかる手間を削減できる
- 2.2.営業活動を一元管理できる
- 2.3.フィードバックしやすくなる
- 2.4.紛失リスクを軽減できる
- 3.SFAで日報管理をする際のポイント
- 3.1.入力に関する仕組みを整える
- 3.2.データの正確さを確保する
- 3.3.日報内のデータを分析する
- 4.まとめ
SFAに備わっている日報管理の機能
SFAに備わっている日報管理の機能は、主に4つあります。ここでは、それぞれの機能について詳しく解説します。
機能1.日報のテンプレート登録
SFAでは、日報作成に必要なテンプレートを登録できます。テンプレートを一度作成すれば、日報作成時に項目を考える手間が省け、業務効率が向上します。
チームで共通のテンプレートを使用することで、記載内容が統一され、誰が見てもわかりやすい日報を作成することが可能です。また、管理者やチームメンバーによる日報の確認も容易になります。
テンプレートがあらかじめ搭載されているSFAも多数存在します。自社でのテンプレート作成が負担になる場合は、既存のテンプレートを活用すると良いでしょう。
機能2.日報作成
日報作成の際には、SFAの入力補助機能が活用できます。営業担当者は必要な項目を簡単かつ迅速に入力できるようになるため、作業負担の削減につながるでしょう。
また、マルチデバイス対応のSFAであれば、外出先からでもスマートフォンやタブレットを使って日報を入力できます。場所を問わずに日報を作成できるのも、SFAを活用するメリットのひとつです。
機能3.日報の共有・通知
SFAを活用すれば、作成した日報をチーム内で簡単に共有できます。営業担当者や上司だけでなく、社内の他部門とも情報を共有できるため、顧客から問い合わせがあった際に、担当者が不在でも迅速に対応できます。
リアルタイムで日報を確認すれば、進行中の商談に関する情報が素早く入手できるのも、SFAを活用するメリットです。
機能4.名寄せ
SFAには、同一顧客の情報を一元管理する「名寄せ」機能も備わっています。
入力ミスなどで案件が重複したり、担当者を二重に登録したりするケースは少なくありません。名寄せ機能を活用すると、重複データを統合して情報の整合性を保つことが可能です。
SFAで日報を作成・管理するメリット
SFAで日報を作成・管理するメリットは主に4つあります。ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
作成にかかる手間を削減できる
紙ベースの日報作成の場合、外出中でも会社に戻って日報を作成する必要があるため、営業担当者にとって大きな負担となります。
しかし、SFAを活用すれば、外出先からでも簡単に日報を作成できます。そのまま提出することも可能なため、わざわざ会社に戻る必要もありません。
特にスマートフォンやタブレットに対応したSFAであれば、日報を書くためにPCを立ち上げる手間も省けます。日報作成を効率良く行うために、SFAは欠かせないといえるでしょう。
営業活動を一元管理できる
SFAを活用すると、営業活動に関する情報を一元管理できます。従来のExcelやチャットツールを使用した管理方法では、データが分散し、管理に手間がかかるという問題がありました。必要なデータがすぐに見つからないと、顧客への対応が遅れる可能性も考えられます。
SFAなら日報を一か所に集約できるため、チームメンバー全員がデータをチェックしやすくなるのがメリットです。検索機能を活用すれば、過去の日報や必要な情報をすぐに見つけられます。必要な情報にアクセスしやすくなるのも、SFAを活用するメリットです。
フィードバックしやすくなる
SFAの活用により、上司は部下へのフィードバックを円滑に実施できるようになります。日報を通じて案件の進捗や状況をリアルタイムで把握でき、適切な指示やアドバイスが迅速に行えます。
また、日報の情報をもとに問題点や改善点を具体的に指摘できるため、営業担当者のスキル向上にもつながるでしょう。
紛失リスクを軽減できる
紙の日報は紛失のリスクがつきものです。SFAで作成した日報はデータとして安全に保存されるため、紛失することはありません。SFAシステムはセキュリティ対策に力を入れているものが増えており、外部からの不正アクセスやデータ流出のリスクも少なく安心です。
SFAで日報管理をする際のポイント
SFAで日報管理をする際には、押さえておくべきポイントがあります。ここでは、SFAで日報管理をする際のポイントを3つ紹介します。
入力に関する仕組みを整える
SFAの効果を最大限に引き出すためには、日報データを適切に入力する仕組みを整えることが重要です。そのためには、データ入力を徹底するための明確なルールや、入力の必要性を理解してもらうための教育が欠かせません。
また、営業担当者が使いやすいSFAを選ぶことも大切です。直感的で分かりやすいインターフェースや、スマートフォンなどのモバイルデバイスでの操作性に優れたSFAを導入すれば、入力作業の負担が減ることで日報作成にかかる時間もより削減できます。
データの正確さを確保する
日報管理の効果を高めるには、データの正確性が何よりも重要です。顧客名の表記ゆれや、入力漏れが発生すると、SFAの自動管理に影響を及ぼしてしまいます。検索してもヒットしなくなる可能性も考えられます。
データの正確さを確保するには、日報入力時のルールを定め、徹底しましょう。例えば、必須項目の設定や、入力形式の統一、チェック機能の導入などを行えば、より正確なデータ入力がしやすくなります。
日報内のデータを分析する
SFAに蓄積された日報データを分析すると、営業活動の状況や売上の傾向を可視化できます。各営業担当者のパフォーマンスを評価したり、売上目標に対する進捗状況を把握したりする際の材料として活用が可能です。
データをもとに営業活動の課題や改善点を洗い出し、具体的な営業戦略を策定することもできます。例えば、特定の顧客における成果が思わしくない場合、原因を分析して新たな戦略を立案可能です。
こまめに日報データの分析を行い、営業活動に反映させましょう。
まとめ
SFAで日報を作成すれば、営業活動を可視化しやすくなります。日報作成にかかる手間も少なくなり、営業担当者の負担も削減できます。営業担当者が働きやすい職場環境を整えるためにもSFAの導入は欠かせません。
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