SFAの費用相場はどれくらい?主なツール5選の費用を徹底比較
営業活動の効率化や成約率の向上を図るために、自社でSFAを導入したいという企業が増えています。SFAにはさまざまなツールがあるため、納得のいく価格帯で必要な機能を備えたSFAを選定することが重要です。
今回は、SFAの費用内訳や代表的なツールの料金設定、自社に適したSFAを導入するためのポイントについて解説します。
目次[非表示]
- 1.SFAの費用内訳
- 2.代表的なSFA5選の費用を比較
- 2.1.Salesforce Sales Cloud
- 2.2.eセールスマネージャー
- 2.3.JUST.SFA
- 2.4.キントーン
- 2.5.SALES GO ISM
- 3.SFAを選ぶ際のポイント
- 3.1.導入目的と自社の課題を明らかにする
- 3.2.費用と機能のバランスを考慮する
- 3.3.直感的に使いやすいSFAを選ぶ
- 4.費用対効果のあるSFAを使うならSALES GO ISM
- 5.まとめ
SFAの費用内訳
SFAは、高性能なものから必要最低限の機能を揃えたものなど、顧客ニーズに応じて多種多様に展開されており、価格帯も幅広い傾向にあります。
SFAの費用の内訳としては、下記の通りです。
・初期費用
・月額費用
・カスタマイズ費用
それぞれ詳しく解説します。
初期費用
初期費用は、SFA導入時にのみ発生します。費用相場は、無料~数十万円とさまざまです。多くの場合、導入コンサルティング、設定サポートといった、導入時のサポートに関わる費用が含まれています。
月額費用
月額費用は、SFAを毎月利用する上で発生する費用です。機能やストレージに応じて、複数のプランが存在するSFAもあります。
料金形態もツールによって異なり、ユーザー数に応じて月額費用が発生するツールもあれば、費用が固定化されているツールもあります。
カスタマイズ費用
カスタマイズ費用は、ほかのツールとの連携機能やAI機能などの機能を追加する場合にかかる費用です。機能を増やすためにベンダーにカスタマイズしてもらうことで発生します。
費用相場はカスタマイズの規模や難易度によって変動するため、ベンダーに見積もりを依頼して導入を検討するのが一般的です。ツールによっては、自社でカスタマイズできる場合もあります。
代表的なSFA5選の費用を比較
SFAにかかる費用には幅があると説明しましたが、よく利用されているSFAの費用感はどのようになっているのでしょうか。ここでは、代表的なSFAの価格例を紹介します。
※料金はすべて1ユーザーあたり・税抜です。
Salesforce Sales Cloud
初期費用 |
無料 |
月額費用 |
Professional:9,600円 |
Salesforceが提供する、業界トップクラスのシェアを有するSFAです。世界的にも利用されている高機能な製品で、SFAの中ではやや高価格な部類に含まれます。CRM(顧客管理)の機能やAIが搭載されているのが特徴です。複雑な分析や業務の自動化にも対応しています。
小規模なチーム向けから、高度なソリューション機能を提供するものまで、段階的にプランが設けられています。同社の関連アプリやアドオン製品を組み合わせて拡張することも可能です。
最上位プランのEinstein 1 Salesは、生成AI機能やSlackとの連携にも対応しています。
eセールスマネージャー
初期費用 |
無料 |
月額費用 |
▼利用人数30名以下 |
eセールスマネージャーは、定着率の高さを誇るSFAです。専門スタッフが、導入・定着・活用までを手厚くサポートしてくれます。
月額費用は、利用者30名以下と31名以上の2つの体系で用意されています。営業管理や顧客管理の基本機能を備え、商談登録や案件管理もできるのがスタンダードプランです。
閲覧のみ(案件などの登録不可)やグループウェアのみの低額プランも用意されています。
JUST.SFA
初期費用 |
要問い合わせ |
月額費用 |
15,000円~ |
JUST.SFAは、ノーコードでカスタマイズできるSFAです。専門的な知識を必要とせず自社でカスタマイズできるため、既存のSFAがなかなかマッチしない企業に向いています。
拡張性がある分、連携やオプションの追加などで初期費用が変動するため、見積もりが必要です。
導入から定着までのサポートが手厚く、検討支援(情報収集から契約の支援)、伴走支援(本格的な稼働までの支援)、定着支援(利用促進の支援)の3ステップで支援を受けられます。
キントーン
初期費用 |
無料 |
月額費用 |
ライトコース:780円 |
キントーンは、サイボウズが提供するデータベースアプリのサービスです。幅広い業務に対応するアプリが用意されており、ライトプランでは200個まで、スタンダードプランでは1000個まで利用できます。これらの中から営業向けアプリを組み合わせることで、SFAの代替ツールとして活用可能です。
ノーコードまたはローコードで必要な機能をカスタマイズでき、200種類以上の外部サービスとも連携できます。
営業部門で活用できるアプリは、営業支援(SFA)パックとして提供されています。顧客管理、案件管理、行動履歴の3つのアプリを連携させることで、案件進捗や顧客情報を管理できます。
SALES GO ISM
初期費用 |
要問い合わせ |
月額費用 |
3,000円~5,000円 |
SALES GO ISMは、営業にとって「これさえあればいい」という機能を備えつつ、高い操作性のUI/UX、利用しやすい価格設定が魅力のSFAです。
営業設計の軸となる商談フェーズだけでなく、商材、企業、人の4Dフェーズで管理できるのが特徴です。すでに自社に導入しているMAやCRMとの連携にも対応しており、スムーズな営業管理ができます。
導入後、1年間の伴走サポートが受けられるので、安心して定着を図れるのもうれしいポイントです。
SFAを選ぶ際のポイント
自社に合ったSFAを選ぶには何を意識すべきか、選定の際のポイントを3つ紹介します。
導入目的と自社の課題を明らかにする
目的が曖昧なままSFAを導入してもなかなか定着が進みません。なぜSFAを導入したいと考えているのか、目的を明確にすることが重要です。
まず、社内の業務フローを振り返り、どのプロセスに課題を抱えているのか把握しましょう。どのフローをスリム化したいかがわかると、SFAに求める機能が見えてきます。
例えば、情報共有に課題があるため、SFAを導入して案件管理を可視化したいと目的を設定したとします。このケースでは、商談や契約を可視化できる機能のあるツールの利用が視野に入るでしょう。
自社に合ったSFAを選定するには、自社の営業課題とSFA導入の目的を精査しておくことが必要です。
費用と機能のバランスを考慮する
「多機能で高性能なツールであれば間違いない」と思って選んだツールが、結局は使われず仕舞いに……というのは、しばしば発生する事態です。
機能の充実したツールは魅力的ですが、導入費用や月額費用が高額になりがちです。また、導入時にカスタマイズ費用が追加で発生する可能性もあります。
使える機能が多いと、ツールを使いこなそうと社員が頑張りすぎてしまい、かえって作業負担が増すこともあります。一方、安価すぎるのも問題です。低価格のSFAは、使える機能や容量に制限が設けられていることが多く、使い勝手が悪く感じる場合もあります。
費用面と機能面のバランスを見つつ、自社にとって納得のいくSFAを選定しましょう。
直感的に使いやすいSFAを選ぶ
機能性や費用に納得してSFAを導入しても、使い勝手が悪いと社内での定着は進みません。操作のしやすさ、見やすさ、入力のしやすさも意識してSFAを選定しましょう。
ITリテラシーにも個人差があるため、誰でも簡単に扱える直感で操作できるUIのツールが理想です。
ツールの使い勝手は実際に利用しないことにはわからないため、無料トライアルなどを活用して、営業担当者が無理なく操作できそうか確認してから選ぶようにしましょう。
費用対効果のあるSFAを使うならSALES GO ISM
費用対効果の高いSFAを導入するなら、「誰でも使える顧客・営業管理システム」のSALES GO ISMをご検討ください。
営業活動に本当に必要とされる機能だけを搭載し、導入しやすい料金で提供しています。商談、商材、企業、人の4つのフェーズを管理でき、営業予算達成の勝ち筋を見つけられるツールです。使う人を選ばないシンプルなUI/UXなので、運用もスムーズに行えます。
各種ツールや導入済みのMAやCRMとも連携できるため、多様な機能の拡張も可能です。
SALES GO ISMの導入を検討している場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
SALES GO ISMのお問い合わせはこちら
まとめ
SFAはツールにより搭載されている機能やカスタマイズ性が異なることから、費用相場に幅があります。自社にとってプラスになるSFAを選定するには、機能面と費用面のバランスの良さをポイントに、納得度の高いツールを選ぶのがおすすめです。