
【動画解説】「SaaSは本当に消えるのか?」AI時代に生き残るシステムとこれからのデータ基盤
近年、営業活動を効率化するために多くの企業がSFAやCRMなどのSaaS(Software as a Service)を導入しています。しかし、業界内では「SaaS Is Dead(SaaSは消える)」という言葉が囁かれているのをご存知でしょうか。
営業TIPSの新カテゴリー「動画解説」シリーズ第一弾となる今回は、弊社のYouTubeチャンネルで公開された動画「こんなSaaSは、本当に消えます。」の内容をもとに、AI時代におけるSaaSの未来と、これからの営業に求められるデータ基盤のあり方について解説します。
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なぜ「SaaSは消える(SaaS Is Dead)」と言われているのか?
これまで、SaaSといえば「名刺をデータ化する」「写真をスライドにする」といった、特定の処理を便利に行うためのソフトウェアが主流でした。しかし、AI技術が劇的な進化を遂げた現在、状況は大きく変わろうとしています。
例えば、名刺のデータ化において、かつてはOCR(画像処理技術)を用いた専用のソフトウェアが必要でしたが、現在ではAIが画像やPDFを読み込み、自動で精度の高いテキスト化を行えるようになりました。さらに、データ化を行うAIと、データを管理するAIを連携させることで、これまで専用の「機能系SaaS」が担っていた業務をAIによって代替・効率化できる場面が増えています。

AI時代にも生き残る「データ系SaaS」とは?
機能系SaaSが淘汰される一方で、確実に生き残ると言われているのが「データ系SaaS(データプラットフォーム)」です。
AIは、世界中のデータを集めて分析し、人間以上の素晴らしい能力で推論やアウトプットを出すことには長けています。しかし、「出力されたデータを安全かつ構造的に貯めておく」という機能は持っていません。
Excel管理ではなぜ不十分なのか?
「データを貯めるだけなら、Excelやスプレッドシートで十分ではないか?」と考える方もいるかもしれません。しかし、企業の営業活動においてExcel管理には明確な限界があります。
例えば、企業の情報、担当者の情報、日々の商談履歴といったデータは、それぞれ異なる階層で関連付け(リンク)して管理する必要があります。Excelのシートはあくまで1層の「表面」でしかなく、複雑な階層構造を大量に連携させることは非現実的です。また、セキュリティの観点や、SFA/CRMのように「誰にどのデータを閲覧させるか」という担当者別・部署別・レコード単位で細かく閲覧権限を制御するには限界があります。

したがって、AIが弾き出したデータを格納し、複雑に連携・書き込み・制御を行うための「データを貯める箱(SoR=システム・オブ・レコード)」としてのデータ基盤は、AI時代においてより一層重要になります。代表的な例として、Salesforceなどの多機能プラットフォームは、強力なデータ基盤として今後も生き残っていく対象と考えられています。
従来の「ライセンス課金モデル」が直面する危機
データ基盤としてのSaaSが生き残る一方で、SaaS企業が提供する「料金体系」は大きな岐路に立たされています。
これまでのSaaSは、「1ユーザー(1ライセンス)あたり月額〇円」という、利用人数に応じた課金モデルが一般的でした。しかし、AIが進化し、社員の代わりにAIが業務をこなすようになれば、人間が直接システムにアクセスする頻度や、必要なライセンス数の考え方が変わっていく可能性があります。

インターフェースがAIに集約され、契約ライセンス数が減少すれば、SaaS企業の収益は下がります。収益を維持するために単価を上げれば、導入できる企業はさらに限定されてしまいます。今後は、従来の人数課金ではなく、利用したデータ量に応じた「トランザクション課金」や、新しい枠組みでの料金体系へとシフトしていく可能性があります。
SaaSがなくなるのではなく、「選ばれるSaaSの条件」が変わる
ここで重要なのは、SaaSそのものがすべて不要になるわけではないという点です。
AIによって一部の機能が代替される一方で、企業活動で生まれる顧客情報・商談履歴・活動履歴・売上見込みなどのデータを、安全かつ構造的に蓄積する基盤の重要性はむしろ高まっています。
これからのSaaSに求められるのは、単に便利な機能を提供することではなく、AIが活用しやすい形でデータを整理し、部門をまたいで一元管理できることです。
つまり、AI時代に選ばれるSaaSとは、業務を動かすための「機能」だけでなく、企業の意思決定や営業活動の土台となる「データ基盤」として機能するサービスだと言えます。
AI時代を見据えた新しいデータ基盤「GoCoo! SFA」の挑戦
こうしたSaaSの転換期において、新しいアプローチでデータ基盤を提供しているのが「GoCoo! SFA」です。
Salesforceをはじめとする高度なプラットフォームは素晴らしいシステムですが、すべての機能を100%使いこなせている企業は多くありません。そこでGoCoo!は、日本の商習慣に合った使いやすいUI/UXを採用し、中小企業でも導入しやすい価格帯(1ユーザー換算で月額4,000〜5,000円程度)で、SFAとして十分な機能を持つプラットフォームを開発しました。
さらに、料金体系においても従来の「1ライセンスいくら」というやり方を脱却。プラットフォームの「利用権」としての初期費用と、利用人数枠に応じた「保守料」という、かつてのパッケージソフトウェア時代を現代風にアレンジした独自の仕組みを採用しています。

AIが当たり前になるこれからの時代、高額なシステムに縛られることなく、自社に合った最適なデータ基盤を持つことが、BtoB営業の成功を左右します。
Excelや既存SaaSでの営業管理に限界を感じている方、また今後のAI活用を見据えて営業データを整理したい方は、GoCoo! SFAの資料をご確認ください。
顧客情報・商談履歴・活動履歴・売上見込みを一元管理し、AI時代にも活用しやすい営業データ基盤を整えるためのヒントとして、ぜひお役立てください。



