法人の飛び込み営業を成功させるコツやポイントを紹介
飛び込み営業は、業界(業種)によっては避けて通れない重要な営業手法です。特に法人相手の飛び込み営業では、成功させるためにはしっかりとした準備と戦略が求められます。今回は、法人の飛び込み営業を成功させるためのコツやポイントを紹介します。
目次[非表示]
- 1.【訪問前】 法人の飛び込み営業のコツ
- 1.1.訪問ルートを決める
- 1.2.企業の情報を集める
- 1.3.ひと目でわかる資料を作っておく
- 1.4.話のネタを用意しておく
- 2.【訪問時】法人の飛び込み営業のコツ
- 3.【訪問後】法人の飛び込み営業のコツ
- 3.1.お礼のメールを送る
- 3.2.振り返りを実施して次回に向けた改善を行う
- 4.飛び込み営業以外のアプローチ方法
- 5.まとめ
【訪問前】 法人の飛び込み営業のコツ
法人の飛び込み営業を成功させるためには、訪問前・訪問時・訪問後のそれぞれの段階で工夫と努力が必要です。まずは、訪問前に実践すべきコツとポイントについて詳しく解説します。
訪問ルートを決める
効率良く営業活動を行うためには、事前に訪問ルートをしっかりと決めておくことが重要です。訪問先を地図上でチェックし、無駄な移動時間を減らすように計画を立てましょう。
また、訪問ルートを決める際には、時間帯や企業の営業時間も考慮します。
企業の情報を集める
飛び込み営業を行う前に、訪問先企業に関する情報を徹底的に集めておくことが大切です。
相手企業に価値ある提案をするために、企業のホームページや業界ニュース、SNSなどに目を通し、企業の現状や課題、競合他社の動向を把握しましょう。
ひと目でわかる資料を作っておく
短時間で情報を効果的に伝えるためには、ひと目で理解できる資料を用意しておくことが重要です。
グラフや図表を用いた資料や、簡潔に要点をまとめたパンフレットなどを準備し、相手に伝わりやすく興味を持ってもらえるように工夫しましょう。
話のネタを用意しておく
訪問先企業の属する業界や、最近のトレンドに関する話題を用意しておくことで、会話の糸口をつくりやすくなります。相手企業が直面している課題や興味を引きそうな話題をリサーチし、商品の提案へと結びつけられるようなトークスクリプトを準備しましょう。
また、あらかじめ営業のロープレをしておくことで、具体的なイメージがつかみやすくなり、本番もスムーズに会話できるようになります。
【訪問時】法人の飛び込み営業のコツ
初めての飛び込み営業は、非常に緊張するものですが、下記のポイントを押さえることで、コツを掴み、成功率を高めることができます。
訪問時間を考慮する
訪問先企業の忙しい時間帯は避けましょう。一般的に始業直後は、業務の準備に忙しいことが多いため、訪問は控えるのが望ましいです。また、終業間近に訪問するのも、相手企業にとって良い印象をもたらしません。
飛び込み営業に適切な時間帯としては「始業1時間後~11時まで」または「13時~16時頃まで」があげられます。ただし、業種によって営業時間は異なるため、事前に確認した上で、対応してもらいやすいタイミングを選ぶことが大事です。
落ち着いて話す
訪問時には、落ち着いて話すことが大切です。最初の挨拶は礼儀正しく、丁寧に要件を伝えましょう。自信を持った態度で話すことで、相手に良い印象を与えることができます。
焦らずにまずは自分のペースで会話を進め、相手の反応を見ながら適切に対応することが求められます。
信頼関係を築く
どの業種でも使いやすい時事ネタなどの雑談から始めると、相手との距離を縮めやすくなります。最初から売り込みを意識し過ぎると、相手に警戒されることがあるため、自然な会話を心がけましょう。
また、会話のなかで、決裁権をもつ人物が誰かを探り、その人にアプローチできるように話を進めることも重要です。
【訪問後】法人の飛び込み営業のコツ
飛び込み営業を成功させるためには、訪問後の対応も重要です。訪問が終わった後も、次回につなげるためのアクションをしっかりと行いましょう。
ここでは、訪問後のアクションについて詳しく解説します。
お礼のメールを送る
次回のアポイントが取れた相手企業に対して、訪問後に必ずお礼のメールを送りましょう。お礼のメールは、感謝の意を伝えるだけでなく、次回の訪問に向けての期待感を持たせるための重要なコミュニケーションです。下記のポイントに注意してメールを送信しましょう。
・訪問のお礼を具体的に述べる
・次回の訪問日程を確認する
・提案内容や次のステップについて再度説明する
振り返りを実施して次回に向けた改善を行う
訪問後には、必ず振り返りを行いましょう。話の進め方や相手の反応などを振り返り、良かった点や改善すべき点を洗い出します。具体的には下記の点をチェックします。
・自分の話し方や提案の仕方が適切だったか
・相手の反応や質問に対する対応がどうだったか
・次回の訪問に向けて何を改善すべきか
飛び込み営業以外のアプローチ方法
飛び込み営業は効果的な営業手法のひとつですが、それだけに頼っていては顧客を獲得するのは困難です。
そこで、ほかのアプローチ方法を併用するか、場合によっては代替することが重要です。ここでは、飛び込み営業以外の主なアプローチ方法を紹介します。
テレアポ
テレアポとは、事前に用意した顧客リストに基づいて電話をかけ、アポイントを取る手法です。直接顧客とコミュニケーションを取ることができるため、信頼関係の構築につながります。
また、電話を通じて顧客のニーズや課題を把握し、適切な提案を行うことが可能です。効果的なテレアポのためには、話し方やタイミング、トークスクリプトの準備が重要です。
メール営業
メール営業では、見込み客に対して商品の特徴やアピールポイントを記載したメールを送信します。メール内に自社のホームページや商品の詳細ページへのリンクを含めることで、顧客の関心を引き、資料請求や問い合わせを促します。
効果的なメール営業には、魅力的な件名やパーソナライズされた内容、適切な送信タイミングが重要です。
Web広告
Web広告は、インターネットを活用して不特定多数の見込み客にアプローチする手法です。リスティング広告(検索エンジンの上部に表示される広告)やSNS広告を通じて、顧客の興味を引き、問い合わせや購入を促します。この手法はプル型の営業であり、顧客からのアクションを待つ形となります。
Web広告を効果的に行うためには、ターゲット設定や広告文の工夫、適切な予算配分が求められます。
オウンドメディア
オウンドメディアは、自社で運営するWebサイトやブログ、SNSなどを通じて、記事や動画などの独自コンテンツを発信する手法です。
見込み客にとって価値ある情報を提供し、信頼関係を構築することで、最終的には購買行動を促します。オウンドメディアの運営を成功させるには、定期的にコンテンツを更新し、自社のページを検索結果に上位表示させるSEO対策が欠かせません。
展示会
展示会は、多くの人が訪れるイベントであり、直接顧客とコミュニケーションを取ることができる貴重な機会です。製品を実際に見て触れてもらうことができるため、製品の魅力をダイレクトに伝えることができます。
また、展示会に参加することで、新規顧客の開拓だけでなく、既存顧客との関係強化にもつながります。より有意義な展示会にするためには、ブースのデザインや説明担当員のトレーニングが重要です。
まとめ
飛び込み営業は、法人営業において有効な手法です。法人への飛び込み営業を成功させるためには、訪問前、訪問時、訪問後で入念な準備とちょっとしたコツを知っておくことが大切です。
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